地域社会とは何なのでしょうか。私はこのことについて、常に考えています。日本国憲法第13条では「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」とされています。しかしそこには「公共の福祉に反しない限り」との当然の前提がついています。個人と組織、個人と集団、個人と社会が常には合致していない状況があるからこそ、一定の前提条件があるのです。

地域社会の発展を願わない人は居ないでしょう。例えば地域社会の中でのゴミ収集の為のルールがありますが、地域社会全体から見れば合理的であっても、一時的とは言えゴミの集められる場所の近くの個人にとってはあまり気持ちの良いものではないでしょう。この様に地域社会とその構成員である個人との間で、必ずしも合致しない状況は起こり得ます。

この様な場合に、関係当事者全てにに納得してもらうためには、「何故そのようになったのか」を理解していただくことが最も有効です。この経緯の集大成が「歴史」だと思います。地域社会においても歴史があります。「自民党とは『個人』と『社会』の調和を追及する政党だ」と、中島けんじは考えています。中央レベルではそれこそ国際社会との調和まで議論していますが、地方議会議員はまずは自らの足元、地域社会が優先されます。そしてその様な状況の中の中央区選出であっても、「千葉市」全体のことを考えねばならないし、「日本国」のことも考えねばなりません。

中島けんじは以上のような考えから、最も大きな社会とのつながりは「自由民主党 政令指定都市議会議員連盟」での活動に軸足を置き、小さなつながりについては「地方議会議員は市民の御用聞き」の信条で活動をしております。私が、活動を行うに当たり、「郷土史」は非常に重要なツールとなっています。外交の専門家が相手国の歴史及び歴史解釈を知るのは勿論のこと、日本国の歴史及び歴史解釈を知らないと、仕事にならないのと同様です。

千葉県千葉市は江戸時代に長く「生実藩」として存在した、歴史ある土地柄です。この歴史を語り継ぎながら、日本国の千葉市として更なる発展を皆様と共に目指して行きたいと、私、中島けんじは強く思っております。
 
千葉市議会議員 中島けんじ
 

 
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